【本日のオススメ】 The Gimmicks / Of Sweden (1972)

「ソフト・ロックにしてはファンキーすぎる」

「ファンクにしてはハーモニー・ポップすぎる」

どちらにもスルーされやすくディスクガイドでも中堅扱いでなかなか知ってもらえない、たぶんどちらのリスナーにも良さが中々届きずらい立ち位置。
つまり内容良いのに勿体ないスウェーデンのソフト・ロック・バンド、ギミックスの72年作。

サウンド的には70年代のセルジオ・メンデスやフィフス・ディメンションに近いレアグルーヴ的ソフトロックな感じですかね。
メロもハーモニーも抜群なのに、ランニングするベースやファットなドラムは激ファンキー&グルーヴィ。
黒さよりもダンサブルなグルーヴ感。が、良い。そこも好み。

ボサもジャズロックもしっかりしたアレンジと楽曲レベルで、
英語だけではなくスウェーデン語のナンバーとかは、普段のソフロと違い独特なマイノリティ感がハマるひとにはハマるのではないかと。
個人的にはこういったサウンドは大好物なんですが、探そうとすると意外に少ないんですよね。

サビメロのレインボー放出具合が凄まじい王道バースト・ソフロ「Stone Slippy Cindy」、
エレピの聴いた幻想的なサイケ・メロウ「It’s To Late」「Ye-Me-Le」、
そして激烈ドラムブレイクがこれでもかと炸裂しまくるブラスロック系キラー・ファンク「New York」に悶絶必至です。(kata)


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