【本日のオススメ】PHIL WOODS & HIS EUROPEAN RHYTHM MACHINE/ALIVE AND WELL IN PARIS(1968)

フィル・ウッズ30代後半、まだまだボディーもソウルも元気だけれど振り返るべき過去もある、そんな年齢に吹き込んだ1枚。

米国でのモダン・ジャズが下火になっていたこの年、まだまだジャズの人気、そしてプレイヤーへの尊敬が高かったヨーロッパへ移住、本場のジャズへの憧れと負けん気と確かな腕を持ったプレイヤー達と組み、熱い演奏を聴かせてくれる素晴らしいアルバム。

なぜ移住したのか、ヨーロッパのジャズの魅力、本作の魅力については色々なところで目にすることができますので割愛。

本日オススメしたいのはこのアルバムの1曲目、「And When We Are Young(若かりし頃)」。
フィルが欧州移住したその年、フィルの友人であるロバート・ケネディ(JFKの弟)が暗殺、この事件受け彼に捧げられた名曲。

14分の中に一体どれだけの感情が詰め込まれているのか、とにかく熱くて最高。
素晴らしい演奏は数多くあれど思わず涙腺が緩みそうになる曲はなかなか。

ひと際若いアンリ・テキシェの”若かりし頃真っ最中”なベースも聴きどころ。

好きで好きで仕方のない1曲、オススメです。


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