本日のオススメ！　クァルテット・ジャンニ・バッソ

本日のオススメ！
Quartetto Gianni Basso
伊ジャズ=「粋」、「伊達」、「洒脱」というあくまでも個人的に抱いてるイメージがあるのですが、おそらくそんなイメージを形成するに至ったきっかけになったのがこの演奏家によるところが大きいと思ってます。
テナー奏者ジャンニ・バッソ、tp奏者のオスカル・ヴァルダンブリーニとの双頭コンボで知られる伊ジャズの巨人の1981年作。

ロリンズやゴードンといった男臭いテナーとはまた一味違う男の色気が横溢するダンディなテナーの音色に痺れます。
あくまでもバッソのテナーが主役のワンホーンものですが、前に出過ぎない絶妙なバランスで楽曲に彩りを添えるピアノ、アンサンブルの屋台骨を支えることに徹しきったリズム隊の質実剛健なプレイもグッド。
とにかくワンホーン・カルテットとしてずば抜けた出来の良さ、惚れ惚れするカッコよさで終始聴かせる一枚、お勧めです。

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