昭和のレコードはいくらで売れる? 買取相場と高額レコードもご紹介
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なぜいま昭和のレコードが再評価されているのか?
こんにちは、昨年末のキャンディーズの再熱に驚いた ミュージックファーストOです。
最近キャンディーズの入荷があって、ふと思い出しました。
少し前の話になるのですが、紅白って見ましたか?
まさかの46年ぶりの紅白でランちゃんが、キャンディーズ・メドレーを熱唱しました。
自分はキャンディーズのリアルタイム世代ではないので、その人気ぶりや功績はテレビやネットの情報でしかわかりません。
ただ見て思ったのは 時代は問わず 音楽が大好きなファンがいて アーティストがいて。
時代も年齢も関係ない 音楽好きにとっては最高の空間だったんだなぁとテレビ越しからも伝わるし。
キュートなルックスと美声で感動を与えてくれるランちゃんに、呼応するように狂喜乱舞するベテラン親衛隊の姿。これにはこころ打たれました。紅白で一番印象に残ったシーンだったかも。
※もちろんYOASOBIの豪華コラボも熱かったですが。笑
実は自分の中でキャンディーズの再熱には少しだけ予兆がありました。
NHK BSが『名盤ドキュメント~キャンディーズ“年下の男の子”』でキャンディーズを特集。
そこで秘話をまじえて詳しく紹介されたのがアルバム「年下の男の子」で、このレコードはもともと決して高くない作品でしたが 少しだけ高騰したのです。
この特番ではその「年下の男の子」の制作の裏側を大胆に放送。
おもいきったフロント・メンバーの交代、
オリジナル曲を一気に増やした野心、
当時の邦楽ではあまりいなかったとされる洋楽アレンジを大胆に取り入れた意欲性、
プロデューサーが有名作曲家ではなく元GSアーティストが抜擢された、などなど。
知らなかった真実を目の当たりにし、キャンディーズの見え方が大きく覆されたのは自分だけではないはず、
と思うほど面白かったです。
これをきっかけに、当時のファンの再熱や、自分のように裏側を知ったことで改めてまた聴きたくなった方、そして「Z世代」と言われる若い世代の再評価、色々な理由が重なったのでしょう。
はたしてこの作品の価値はどうなっていくのか、番組の影響はどこまで続くのか。
このまま高くなっていくのか、それとも落ち着いていくのか。
それはわかりません。
レコードの価値というものは予想外に上がったり下がったりするので面白いものです。
さて。前置きが長くなってしまいました。すみません 笑
この出来事をきっかけにして書いてみようと思ったのが今回のコラムです。
「昭和レコードの価値」を今、改めて見直してみましょう。
※世論と持論を合わせたコラムとリストですので、こういう捉え方もあるんだな~程度に読んでいただけたら幸いです。
昭和音楽 再評価の理由 その 1
「海外リスナーが邦楽の良さを発見」
ここ近年レコード・コレクションをしている方なら感じていることとおもいますが
『山下達郎 / For You』『竹内まりや / プラスチック・ラブ』『松原みき / 真夜中のドア~Stay With Me』などの80年代アーティストやシティ・ポップの再評価とレコードの高騰が起きています。
最近ではテレビでも 昭和をモチーフにしたドラマ、80年代アイドルの特集番組、昭和歌謡喫茶の紹介、などが組まれるなどなど、エンタメ業界での需要の高さも感じます。
きっかけとして よく取り上げられるのが2017年あたりのインターネットや動画配信の流れ。
海外の音楽好きが日本のアーティストや名曲を YouTube のおすすめなどで偶然発見し、
それと同時に海外の音楽好きに「日本の音楽がお洒落でイケている」とファッション性も付加され、それが日本の若者にも浸透し始めて 日本国内でもいわゆる逆輸入のかたちで再評価され始めました。 そして今にいたる。
あくまでも自分の感覚でざっくりとですが、こういった経緯が大きそうに感じます。
まずこれがひとつ。
昭和音楽 再評価の理由 その 2
「Z世代から見た斬新さ」
紅白で見たランちゃんの人気ぶりも、上のリアルタイム世代から見たらあたりまえなのでしょうか。
自分もキャンディーズの全盛期を知らないように、50年代や60年代の昭和歌謡が当時どうだったのか逆に興味があります。
あと自分は古着も好きなのですが、古着も自分より上の世代から見ればお洒落な服ではなく当時の服として見えているのと同じように、
Z世代にとって届かないけど実際にあった日本の昭和文化「レトロ・カルチャー」「昭和レトロ」が、ないものねだりというのか、架空のノスタルジーとなり逆に斬新で魅力的に映っているのかもしれません。
しかも80年代のアイドル曲は現在でも十分通用するアレンジのダンサブルな楽曲も多く、現行の音楽と並べて違和感もそこまで大きくありません。
それゆえに「TikTok」(音楽に合わせて踊る動画SNS)でBGMの「音楽ネタ」として探されては流行る(再流行する)、というカルチャーに上手く乗っている図式になっているようなのです。
英語ではなく日本語なので、そのわかりやすさと歌詞の魅力も浸透しやすいですしね。
あと音楽はデータで聴くのがあたりまえなZ世代にとって、レコードというフィジカル性にも斬新さを感じるのでしょう。
再生するのが手間であっても、今では テレビCM、ドラマ や 映画 でもレコードをかける演出が組み込まれたりすることで「レコードで聴く=ナウい=お洒落」という見え方になっているのも頷けます。
どのようなきっかけであれ、Z世代に昭和の音楽やレコードに興味を持ってくれるのは喜ばしいことだと思います。
昭和音楽 再評価の理由 その 3
「リアルタイム世代のコレクション再開」
そもそもCDがまだ生まれていない「レコード全盛の時代」を生で体感しているのは、現在50代以上の「リアルタイム世代」。
一旦はレコード・プレーヤーを手放しコレクションから離れてみても、いまテレビを付ければZ世代に向けてのシティポップや昭和歌謡特集が多く放送されており、当時を懐かしく感じるのかもしれません。
自分もスピードや安室ちゃんの映像が出てくると懐かしいな~と思っちゃいますもんね。
50代以上に限らず、30代40代の方も兄弟や先輩の環境によっては90年代のDJ文化やカルチャーを体感して当時レコードを買っていた方もいますよね。
そういった方もまた買い始めようかなと、再度レコード屋に足を運んでいる向きもあるように思います。(逆に眠っていたレコードを売却する方が多いのもこの世代です)
実際、レコード屋にはだんだんZ世代も増えてきましたが、大半はリアルタイム世代のお客様がいまだ多い印象がありますしね。
再度プレーヤーを購入したり、眠っていたコレクションを見つめ直し「大人の趣味」としてレコードをもう一度集めはじめる。つまり、
「リアルタイム世代からの需要 + Z世代の需要 = ダブルの需要」
という図式が出来上がり、これも小さくない影響として重なっているように思います。
昭和歌謡と80年代の昭和アイドルの相場は?
それではそもそも昭和のレコードは
高いのか?
安いのか?
いまからコレクションできる物なのか??
ざっくりと、正直に、おもいきって言いますが、
ほとんどが 高くありません。
作品によりけりです。
当時そこまで人気や需要がなく販売枚数が少なかったレコードで「いま」人気があるレコードは高いですが、これは昭和アーティストのレコードに限らず、全てのジャンルにおいてレコード相場はこういうものです。
(ちなみに令和以降にリリースされたレコードは発売価格からして全体的に高いです)
お店によって多少は販売価格が違いますが、昭和アーティストのヒット作でしたら だいたい 1000円以下 ぐらいで買えるレコードが多いように思います。
ただしCD全盛期となる80年代後半以降のレコードは販売枚数が限りなく少ないので、高額になるレコードが多いです。(ここが重要です!)
昭和アーティストのレコードはよほど需要が高くないとメーカーが再プレス(再発)しないので、必然的に新品ではなく中古レコード屋さんで探すことになります。
じゃあCDが凄い売れたからレコード屋に行けば普通に買えるのかな?
とおもいきや、実はレコードはレアで高額というパターンは、最初に誰しもがぶつかる「鉄板あるある」です。
だからこそ どうしても欲しい私的名盤は頑張って探したくなる、これもレコード・コレクションの楽しみでもありますよね。
それでは買うならそれぐらいの価格で買えるとして、
いまから売る場合はどれくらいで売れるのか?
売っている価格が安いから、買取もその分安くなる?
いったいどれが高くてどれが安いの??
もちろん高いのもあれば安いのもあります!
その中でも実はこれが高額盤‼といったお宝レコードはなんなのか?
という疑問に関しては最後の項目『お宝発見!高額レコードはどれ??』でまとめて紹介しますね。
店頭やネットで販売している商品の価格はみなさんで確認できると思いますが、買取価格というのは店側から提示しないとわからない情報になります。
せっかくですし こういったコラムなので、ここからは販売価格の相場ではなくて「買取価格の相場 (売る場合の相場)」を提示しながらコラムを進めていきたいと思います。
ヒットしている 有名な洋楽アーティストで いまだ需要があるレコードは?
邦楽から打って変わって、洋楽のレコードはどうなのしょうか?
昭和時代から洋楽のレコードはもちろんリリースされてましたし、いわゆる名盤と言われる洋楽のレコードは主に昭和にリリースされた作品が多いのも事実。
あくまでも個人的な推測にはなってしまいますが、当時洋楽のレコードをコレクションしていたリスナーが、邦楽コレクターよりは少なかったんじゃないかなと思っていて。
そうなると需要に合わせてもちろん生産するメーカー側も邦楽レコードほどプレスしないであろうと。
しかし現在は洋楽レコードをコレクションするリスナーがかなり多いから、需要過多で邦楽よりも高額なレコードが出やすいのかなと思っていて。
じゃあ全ての昭和リリースの洋楽レコードは高めなのか???
いや、違います。
やはり販売枚数と需要のバランスによって高い作品も安い作品もあります。
ということで本コラムではあえてこの辺りを提示してみます。
高額レア盤のリストなどはインターネットで調べればわかるので、
「販売枚数が多そうな定番・名盤でも、実はそれなりに高く買い取ってくれる作品」
をまとめてみました。
こういった作品だったら、もしかしたら洋楽をあまり聴かない邦楽コレクターのリアルタイム世代でも、当時買っていて売る候補として持っていたりするかも?
数タイトルですがピックアップしてみますので参考にしてみてください。
【 販売枚数が多そうな定番・名盤でも、
実はそれなりに高く買取ってくれるリスト 】
【洋楽】
■ イーグルス / ホテルカリフォルニア // 規格番号 (P-10221Y) 帯&ポスター付
= 900円買取
■ クイーン / オペラ座の夜 // 規格番号 (P-10075E) 帯付
= 1,500円買取
■ レッド・ツェッペリン / IV // 規格番号 (P-10125A) 帯付
= 1,500円買取
■ ディープ・パープル / ライヴ・イン・ジャパン // 規格番号 (P-5506/7 ※フィルム有りは超高額買取) 帯付
= 700円買取
■ フリートウッド・マック / 噂 // 規格番号 (P-10233W) 帯付
= 1,500円買取
■ マイケル・ジャクソン / スリラー // 規格番号 (253P-399) 帯付&ブックレット付属
= 1,000円買取
■ マドンナ / ライク・ア・ヴァージン // 規格番号 (P-13033) 帯付
= 500円買取
■ ビリー・ジョエル / ビリー・ザ・ベスト // 規格番号 (40AP-3060〜61) 帯付
= 1,200円買取
■ ヴァン・ヘイレン / 1984 // 規格番号 (P-11369) 帯付
= 900円買取
■ ポリス / シンクロニシティ // 規格番号 (AMP-28075) 帯付
= 800円買取
■ ドナルド・フェイゲン / ナイトフライ // 規格番号 (P-11264) 帯付
= 2,000円買取
■ ボビー・コールドウェル / イブニング・スキャンダル // 規格番号 (25AP1354) 帯付
= 2,000円買取
・当店での現時点の買取金額になります。
・国内盤で、帯・ライナー付、付属品がある場合は付属品付、盤質とジャケットの状態は美品を基準にした金額になります。
昭和にリリースされた
ジャズとクラシックの需要は?
続きまして、ジャズとクラシックのレコードはどうなのか?です。
ジャズについては元々邦楽や洋楽よりも値段が付きやすい作品が多いので、よほどでないと極端に安く買取る作品は少ないかなといった印象です。
ブルーノート、ECM、スリー・ブラインド・マイス(日本のジャズ・レーベル、略してTBM) などのレーベル商品は年々価値が上がっているようにも思いますし、それ以外のレーベルでも帯付で美品あればどの店でもそれなりに買取っていただけると思います。(ただしスイングやビッグバンドは需要が低く安いです)
クラシックは正直に申し上げますと 現在レコード需要がかなり低く、
逆にリアルタイム世代は所有数が多いジャンルなので「需要不足で供給過多のジャンル」になります。
高音質盤と近年作品以外はとても安い買取になってしまったり、店によってはそもそも取扱がなく買取できないケースがあります。
ただし、グレン・グールドやアルゲリッチなどはCDは安くても、レコードだとCDよりは需要が高い感触があったりもします。レコードでコレクションしたい層も根強くあるのでしょう。
そんな中でもジャズとクラシックでも凄く売れたのに 「高音質盤や近年作以外でも、意外に高く買取ってくれるんだな」的な作品をピックアップしてみました。
【 高音質盤や近年作以外でも、
大ヒット作なのに意外に高く買取ってくれるリスト 】
【ジャズ】
■ マイルス・デイヴィス / カインド・オブ・ブルー // 規格番号 (18AP2056) 帯付
= 1,000円買取
■ ジョン・コルトレーン / バラード // 規格番号 (VIM-4606) 帯付
= 1,000円買取
■ オスカー・ピーターソン・トリオ / プリーズ・リクエスト // 規格番号 (MV2050) 帯付
= 700円買取
■ デイヴ・ブルーベック・トリオ / タイム・アウト // 規格番号 (20AP1459) 帯付
= 1,800円買取
■ スタン・ゲッツ / ゲッツ/ジルベルト // 規格番号 (23MJ-3162) 帯付
= 1,200円買取
■ へレン・メリル / ウィズ・クリフォード・ブラウン // 規格番号 (EVER-1004) 帯付
= 800円買取
■ チック・コリア / リターン・トゥ・フォーエバー // 規格番号 (MP2273) 帯付
= 500円買取
■ 高中正義 / サード・アルバム // 規格番号 (MKF1023) 帯付
= 2,500円買取
・当店での現時点の買取金額になります。
・国内盤で、帯・ライナー付、付属品がある場合は付属品付、盤質とジャケットの状態は美品を基準にした金額になります。
【クラシック】
■ グールド / バッハ:ゴールドベルク変奏曲 // 規格番号 (28AC1608) 帯付
= 1,000円買取
■ アルゲリッチ /ショパン:24の前奏曲 作品28 // 規格番号 (MG1100) 帯付
= 400円買取
■ クレーメル / バッハ:無伴奏ソナタとパルティータ // 規格番号 (27PC-40~42) 2枚組ボックス 帯付
= 2,000円買取
■ キョンファ / チャイコフスキー、メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 // 規格番号 (L28C1300) 帯付
= 500円買取
■ カザルス / バッハ:無伴奏チェロ組曲 // 規格番号 (GR-2317~19) 3枚組ボックス 帯付
= 800円買取
■ フルトヴェングラー /ベートーヴェン:交響曲 第5番、第9番 // 規格番号 (AA-8188~9) 2枚組ボックス 赤盤 帯付 (似たジャケが多いです)
= 500円買取
・当店での現時点の買取金額になります。
・国内盤で、帯・ライナー付、付属品がある場合は付属品付、盤質とジャケットの状態は美品を基準にした金額になります。
お宝発見!高額レコードはどれ??
さて、色々と昭和レコードの相場について触れてきましたが
そもそも高い邦楽のレコードはどれ?と気になっている方も多いと思います。
先ほど説明したように、ジャンルに限らず 当時そこまで人気や需要がなく販売枚数が少なかったけれど、いま熱いタイトル、いわゆる「需要過多で供給不足」なレコードが高くなりやすいです。
高額になる理由は様々だと思いますが、
① CD移行期の80年代後半以降にリリースした販売枚数の少ないレコード
② 有名な邦楽アーティストの「見本盤」(営業の必要があまりないので配布枚数が少ない)
③ 通常流通のない「見本盤オンリー」の作品はさらに高額の可能性あり
④ インディーズ・レーベルからリリースした作品
⑤ 自主レーベル(本人のレーベル)からリリースした作品
⑥ なんらかの理由で回収や再生産しなかった「回収盤」や「封印作」
⑦ そもそもが「限定盤」で販売枚数が少ない作品
⑧ 有名になる以前の作品
などは高額になる可能性を秘めています。
(必ずではありません。アーティストによりけりです。)
先ほどのリストたちと同様、レア盤と呼ばれるマニアックで高額なレコード情報は、ネットや店舗でお知らせしている高額買取リストなどを見れば一目瞭然なので、
今回はあえて「有名なアーティストで、これだけ突出して高額!」的なお宝なレコードをリストにしてみました。
ひとりのアーティストが大大大好きでコンプリートするぐらいコレクションしていたら、その中でも安い作品もあれば何故か高額の作品も出てくるかもしれませんよ。
【 有名なアーティストで、これだけ突出して高額リスト 】
【邦楽】
■ キャンディーズ / つばさ/あこがれ // 規格番号 (YALA-43) 非売品プロモ盤シングル
= 12,000円買取
推測される理由:プロモ盤のみキュートな独自ジャケットでB面も異なるラスト・シングル。
■ 山口百恵 / Again百恵 // 規格番号 (30AH1222) マスターサウンド 帯付
= 2,000円買取
推測される理由:ベスト盤のマスターサウンド盤(高音質版)。マスターサウンドは全作高い傾向あり。
■ 松田聖子 / SQUALL // 規格番号 (30AH1607) マスターサウンド 帯付
= 8,000円買取
推測される理由:山口百恵同様、マスターサウンド盤は高額になる傾向にあり「スコール」は特に高額になります。
■ 中森明菜 / クルーズ // 規格番号 (25L180) 帯&ポスター&ポートレート2枚付
= 12,000円買取
推測される理由:89年リリースので稀少。アルバムのレコード化は本作がラスト。
■ 西城秀樹 / PRIVATE LOVERS // 規格番号 (RHL-8462) 帯付
= 10,000円買取
推測される理由:リメイク曲含む87年リリースのバラード集。80年代の作品は高額になるものが多いです。
■ 松任谷由実 / LOVE WARS // 規格番号 (TOJT-5600) 3D仕様ジャケット 帯付
= 6,000円買取
推測される理由:89年リリースで稀少。CDとジャケが違い枠のある独自デザインで初回盤は3D仕様でした。
■ 竹内まりや / SWEETEST MUSIC // 規格番号 (RHS-508) シングル
= 5,000円買取
推測される理由:AORやシティポップ人気で需要が上昇。12インチのプロモ盤はさらに高額盤です。
■ 中島みゆき (中島美雪) / V.A. / ’72全国フォーク音楽祭全国大会実況録音盤 // 規格番号 (AV-3001) 帯付
= 20,000円買取
推測される理由:アマチュア時代の中島みゆきの音源が収録されたコンピ。知らずに持っている方もいるのでは?
■ 五輪真弓 / Mayumi // 規格番号 (CBS82061) 輸入盤
= 1,500円買取
推測される理由:全曲フランス語で歌い直した輸入盤ベスト。国内盤は無し。普通のベスト盤と間違えて買った人もいそうですね。
■ 八神純子 / FULL MOON // 規格番号 (DSF-8017) 帯付
= 2,500円
推測される理由:名古屋が誇るシンガー・ソングライター。シティ・ポップ人気でさらに需要がアップしてます。
■ 井上陽水 (アンドレ・カンドレ) / 花にさえ 鳥にさえ // 規格番号 (SONA86151)
= 12,000円買取
推測される理由:井上陽水名義以前のアンドレ・カンドレ名義のレコードは稀少です。
■ 吉田拓郎 (よしだたくろう) / 70’真夏の青春 // 規格番号 (APX-1201~3) ソノシート3枚組ボックス 譜面付
= 2,000円買取
推測される理由:初期の弾き語り音源が収録されたソノシート・ボックス。未CD化のこともありコレクター性も高いです。
■ 長渕剛 / 昭和 // 規格番号 (RT28-5400) 帯付
= 2,000円買取
推測される理由:ドラマの影響で人気絶頂期にリリースされましたが、89年なのでCDで購入された方がほとんどだったようです。
■ 菊池桃子 (ラ・ムー) / THANKS GIVING // 規格番号 (30309-28) 帯付
= 8,000円買取
推測される理由:ラ・ムー名義の作品はシティ・ポップ~和ブギー人気により近年人気が高いです。
■ YMO / テクノデリック // 規格番号 (ALR-28030) 帯&冊子付 女性ジャケット仕様
= 7,000円買取
推測される理由:初回のメンバー写真版ジャケットの方が多く出回っており、後発の女性ジャケット仕様の方が稀少になっている珍しいパターンです。
■ サザンオールスターズ / フリフリ’65 // 規格番号 (VIHX-1781) シングル
= 14,000円買取
推測される理由:89年リリースゆえに稀少ですが、カセットと8cmCDの3タイプ同時発売なので意外にレコードで買った方もいそうな気がしますね。
・当店での現時点の買取金額になります。
・国内盤で、帯・ライナー付、付属品がある場合は付属品付、盤質とジャケットの状態は美品を基準にした金額になります。
まとめ
レコードだけでなはなくドラマでも昭和リバイバルを意識した作品もあったりと、昭和だからこその魅力って色々なところに転がっていると思うので、
Z世代の方にはどんどん掘り下げて楽しんでほしいですし、リアルタイム世代の方は自分の想い出のレコードや本や映画などなど再度気にかけてみてはいかがでしょうか。
最後までご愛読いただき、ありがとうございました。