【新入荷情報】ネッド・ドヒニーの「Hard Candy」と「Separate Oceans」が入荷しました。
ネッド・ドヒニーの名盤「Hard Candy」とその裏盤的作品「Separate Oceans」が入荷しました。
AORコーナーのある80年代以降の洋楽エリアに壁掛けしています。
かつては多くの音楽好きから見向きされていなかったAOR~ヨット・ロックですが、
「Hard Candy」はジャンルを代表する、今や皆が欲しい名盤=憧れのレコードとなりました。
今回入荷したのは名門再発レーベルのBe Withからのバージョン。
良い音楽を届けたいという思いや作品への愛情が伺える丁寧な仕事(ジャケットのクオリティや重量盤仕様でのプレスなど)でレコード愛好家から知られるレーベルです。
オリジナル盤は高いからそれ以外で、と考えられている方には有力な選択肢としてオススメ。
そして、「Hard Candy」を現代のリスナーへ知らしめた(つまりオリジナル盤のプレミア化に拍車をかけた)、10年代の重要再発の一枚「Separate Oceans」。
シティポップに火が付く前哨戦、坂本慎太郎の1stやオウガ・ユー・アスホール「Homely」、Vaporwaveの登場……予感漂う2010年代前半にあって、2014年にこのコンピレーションがNumero Groupから出たことでAOR~ヨット・ロックの復権は確約されたのでした。
ドヒニーの顔が水浴びで隠れた裏ジャケットを敢えて起用するというのも、SSWとしてよりも寧ろ匿名性の高い(=誰が作ったのかはさておき、いつかどこかで/どこででも聴いたような)心地好い音楽、という感覚でポスト・インターネット期にぴたりと符合。
初期楽曲に未発表のデモなどで構成された内容ですが、楽曲の良さは前提として、個人的にはアートワークとリリースのタイミングが何より大きかったように思うのです。
【80~90年代ロック】
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