【本日のおすすめ】 Destroyer / Bay of Pigs (2009)

【本日のおすすめ】
Destroyer / Bay of Pigs (2009)

時代を先取りしていたある一人の男、Dan Bejar。

カナダ・インディーの名バンド=The New Pornographersのメンバーでもありますが、それ以前の90年代からDestroyer名義で着実にキャリアを築いてきたベテランSSW。

そんな彼が2011年に放った大名盤「Kaputt」は同年の坂本慎太郎やオウガと並んでAORルネッサンスを予見したような内容でした。

が、2009年のこの12inchの時点でニューエイジやディスコのリバイバルまで接触済み。いわば彼の美学に世界が追いついたのでしょう。

「Kaputt」にも収録のA面はコスミッシェなシンセから開闢し、この時期のチルウェイヴとも共振しつつのDevonte Hinesもかくやの80’s風4つ打ちへ。スペーシーでダンディなブルーアイドソウルに酔う13分。

B面はよりアンビエントで憂いを帯びた静かな歌に。Joseph Shabason(「Kaputt」にも参加している)周辺のカナダシーンの青写真のようにも感じます。

p.s.
近々ニューアルバムも出るそうです。
楽しみ。


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