【本日のおすすめ】 Punch Brothers/The Phosphorescent Blues(2015)

最新型のブルーグラスバンド、パンチブラザーズです。
楽器編成はブルーグラスで使われるアコースティック弦楽器(と曲によってはフィドルの人が
ドラムも兼任)のみ。
ブルーグラスバンドがロックやクラシックに挑戦する!というものでもなくて
パンチブラザーズにしか作れないオリジナルで素晴らしい音楽となっています。

1曲目の「Familiarity」で「アコースティックなんだよね?」と驚いて、2曲目「Julep」で
楽器の音色とメロディの美しさにやられたあとはただただ浸るのみ。

ジャンルの枠からはみ出し過ぎているので現行ジャズやオルタナティブロック、
ポストロック好きはもちろん多方面に引っかかるはず。
安心と信頼のノンサッチレコーズからのリリース、プロデュースはTボーン・バーネット。

パンチブラザーズはコーエン兄弟の「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」のサントラにも
参加していて音楽担当はやはりTボーン・バーネットでした。
コーエン兄弟とTボーンは「オー・ブラザー!」、「レディ・キラーズ」という名作、名サントラを送り出してきましたが、彼らのファンの方にもぜひ聴いてもらいたいグループ。
オススメです。