【本日のおすすめ】坂本慎太郎 / 幻とのつきあい方 (2011)

ゆらゆら帝国「空洞です」で解散、燃え尽きてまさに幽霊の気分で漂っていた坂本慎太郎。2011年に復帰したソロ1作目です。
レコ屋のいわゆるエサ箱（廉価コーナーのこと）でレコードを漁り続け、その中でAORなどの音楽を再発見したと昔読んだインタビューで語っていましたが、そのことは数年後に興るネッド・ドヒニー再評価からのヨットロック・ルネッサンスを先取りしていたようにも思えてなりません。
明るいようでいて虚ろ。居心地が良いのに不気味。爽やかでも感傷的。SSWのインディーマインドとソウル趣味が絶妙に混じっています。

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